2020年6月更新
そうめん大好き!
お中元の季節になると一度は口にしたことがある食べ物といえば??
「そうめん」ではないでしょうか?
夏の暑い時期に、冷たくツルっと喉ごし爽やかなそうめんは、食欲のない時期でも美味しく頂ける最高の食品ですよね。
一般的なめんつゆで食べる他にも、温かいにゅうめん、そうめんチャンプルーなどさまざまな食べ方ができるそうめんですが、以外にも自分で買ってまでは食べないという人が多いことに驚きました。
季節のイメージが強すぎるのか、お中元イメージが強すぎるのか、理由は定かではありませんが「そうめん=いただき物」というその感覚は一体どうしてなのでしょうか?
そうめんはお中元の定番
この時期になると世間ではお中元のチラシや宣伝を見かける機会が増えてきます。
私のところにも5月のGWを過ぎた頃から近くのギフトショップ(シ○ディ)や大型ショッピングセンター(イオ○)をはじめお中元のチラシやDMが届くようになりました。
そんなお店のお中元チラシを見てみると、やはりあるじゃないですか~そうめんが。
お中元といえば人様に差し上げるものですから、素朴なイメージのそうめんでもギフト用に木箱に入っていたりと立派な装いのものがズラリ!
そして、お値段も素朴なそうめんのイメージの割には5000円はもちろん一万円以上のものまで!
もちろん、3000円や2000円以下のものもありますが、素朴なそうめんのイメージを覆す高級路線に驚きです。
その値段の違いはそうめんを束ねている帯の色や寝かせた時間(熟成)などで、そうめんも等級わけされているそうです。
暑い時期にさっぱりと食べやすいそうめんは、お中元にこそふさわしい商品ではないでしょうか?
毎年そうめんを楽しみにしている人も
そうめんを自分で買ってまでは食べないという人は私の周りにもたくさんいて、毎年誰かしらお中元で贈って来てくれるからだそうで、中には
友「あ~そうめんほしい」
私「スーパー近いし買いに行く?」
友「違うねん。そうめんは貰いたいねん」
っていう友人もいます。
買えよっ!て思いますが、お中元を毎年やり取りしている人にとっては、必ず一人は贈ってくれる「お中元のそうめん」が特別で、心待ちにしているということなのでしょうか。
また聞いた話しでは「そうめんをくれそうな年配の方には、被ると貰えなくなりそうだから、こっちからはそうめんを贈らないようにしてる」
という強者も。。
なんじゃそりゃ!?それはさすがに計算し過ぎや・・自分で買ってもバチは当たらんで・・と思いましたが、そうめんは食べたいけど買ってまではいらないという強い信念(?)を感じました。
こんなこと考えるの関西の人間だけでしょうかね・・?
まぁこの話しは極端なうえにちょっと歪んだそうめん愛ですが、「そうめんなんて」とお中元に贈るのをためらって何を贈ればいいか迷ってる人は勇気を出して贈ってみてもいいのかもしれません。
好物を聞かれて「そうめん」と答える人は少ないかと思いますが、お中元にはそうめんを楽しみにしている人もいるということなんですね。
そうめんを贈ろうか悩んでいる方におすすめ
そうめんってお中元の定番ではありますが、いろんな人からもらうと消費しきれなくなってついには「え~お母さん、お昼またそうめんなの~?」という声が。
そうめんを贈ってあげたいけど「色んな種類があるし、どれを贈っていいかわからない」「他からも頂いてたら逆に困らせることにならないかしら」など、考えたらキリがありません。
ハムやスイーツを贈る時にそんなことを考えたことがありますか?
ハムだって中元・歳暮の時期は高確率でかぶりますよ。
どうしてもそうめんに抵抗があるなら贈らなければいいだけのことですが、日持ちしてクセのないそうめんはお中元にはピッタリの夏の風物詩ですので、そうめんを厄介者扱いする前にそうめんのポテンシャルの高さもぜひ知ってほしい!
最近では、普通の麺つゆだけでなくつけダレにこだわったそうめんなど、変わり種そうめんも増えていますので、はじめてそうめんを贈ろうとお思いの方や毎年定番のそうめんを贈っている方は、こういうひねりを利かせたものにするのもおすすめです。
そうめんばかり何束も入っている木箱を贈ろうと思うから、かぶっていた時地獄なんです。つけダレや麺つゆなどが含まれていて、そうめん自体は短期間で食べ切れる量のセットものを贈るのがおすすめ!
定番を贈りつつ、 そうめんにありがちな「飽き」を克服するひと工夫あるお中元は、先方もきっと一目置くこと間違いなし!ではないでしょうか?
そうめんをもっと美味しく!おすすめの食べ方
生姜・みょうが・万能ねぎはそうめんを食べる定番の薬味ですが、そうめんに飽きてきたらこんな食べ方も試してみてください♪
生姜の代わりに「わさび」
わさびのツンとした香りが夏の暑さを飛ばしてくれます。
コシのあるツルっとしたそうめんに意外と合うんです。
わさび好きならぜひお試しあれ♪
薄焼き卵
ちらし寿司の錦糸卵のように薄く薄く焼く必要はありません。
むしろ少し厚みがあったほうが麺つゆに負けずに食べごたえもあります。
卵も混ぜすぎず白身と黄身が混ざりきってないくらいがおすすめ。焼くときにほんの少しだけゴマ油を使うと香りも良く食欲も出ます。
麺つゆにゴマを入れても相性バツグン!
トマトやきゅうり、オクラなどの夏野菜
きゅうりは柔らかい素麺に食感をプラスしてくれるのでおすすめです。
麺と合わせて食べやすいよう千切りにするといいでしょう。
トマトもクシ型に切って添えてもいいですが、試してほしいのがダイスカットにして、オクラの輪切りと一緒に具材としてそうめんに乗せます。
このとき、麺つゆはぶっかけタイプのストレートを使うと食べやすいですよ。
他にも大葉や梅干し、なめこ、海苔などなど味や食感の変化をつけるにはたくさんのおすすめがあります。
今回ご紹介したのはどこのご家庭の冷蔵庫にもありそうな食材を使ったおすすめでしたが、みなさんもぜひ自分のお気に入りを見つけてくださいね♪
そうめんの麺つゆ選び
基本的に私がおすすめするのは、自分で薄めて使う「濃縮タイプ」の麺つゆです。
なぜなら、氷や水で冷やしながら食べる場合はどうしても最後のほうになると麺つゆが薄まってしまい香りも弱く味気ないものになるからです。
水を張った器や、氷をそうめんと一緒に入れた場合は断然「濃縮タイプ」の麺つゆをおすすめします。
薄める水の量を調整して、麺つゆに直接氷を入れて食べるのも冷たくておすすめですよ。
先程のトマトとオクラのように、そうめんに直接具材を乗せる場合は、ストレートタイプの麺つゆをぶっかけて、冷やし中華の要領で食すのがおすすめ。
麺つゆに一回一回つけて食べたいなら「濃縮タイプ」
具材を乗せるアレンジそうめんは「ストレート」
私が麺つゆを使い分ける時の基準です。
私はほとんど薬味や具材(薄焼き卵やきゅうりなど)は別皿に盛って食べるときにその都度麺つゆに付けて食べるので、ストレートの麺つゆはあまり使うことはありませんが、どちらの麺つゆにしても素麺以外に料理にも調味料として使えるので一本ぐらい余分にあっても困らないから夏場はどちらのタイプも用意しておきます。
いろいろそうめんについて書かせて頂きましたが、そんな私もお中元で頂くそうめんを毎年楽しみにしているクチです(笑)
「そうめん=いただき物」というイメージの人は私だけじゃなかったようです。私は自分でもお中元期間後の在庫処分セールで、ギフト用の立派なそうめんをいち早くお得にゲットすべく、百貨店の情報は欠かさず見てます\(^o^)/
みなさん、今年のお中元はそうめんを贈ってみてはいかがですか?